ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
モバイル http://fight.m.blog.jp/

上げ手において肩の力を抜いておくことは鬼門だ。AF法でいくら相手の力を無効にしたところで、少しでも肩に力が入ろうものなら、まったく役に立たなくなってしまう。

準備段階で力が抜けていても助けにならない、上げようと思った瞬間、上げるアクションを起こすとき、いや、コンマ数秒前に起こる肩の筋肉の収縮は、即座に力の世界へと引き戻してくれる。

力が抜けた状態というのは、逆に言えば、力をいくらでも入れる余地があるわけだから、厄介だ。

そこで提案、力が入る余地を無くすには、肩にこれ以上力が入らないくらいに力を入れておくのはどうだろう。

そこで挑戦してもらった。すると驚くことにみんな手が上がる。もちろんそこにはAF法がわかっていることは大前提ではある。

ヨガとか、健康体操では、肩の力を抜くのに、いったん肩に力を入れて、引き上げて、ストンと落とすと指導されることが多い。あれだ。

ここで、ストンと落とさず思いっきり引き上げた肩を保って上げ手をおこなうのである。ある人が名づけた、

「ジャミラ」。

ぜひ挑戦してみて欲しい。

瓢漂会
AF:無力化法
KV:崩し理論

WBSSクルーザー級トーナメント、モハメッドアリトロフィーをかけたガシエフとの決勝戦は、ウシクの練習中の肘のケガにより延期になりました。幸い大怪我ではないようなので、リスケを待つばかりです。

ウクライナと言えば、開拓者はやはりクリチコ兄弟、そして今やボクシング史上、最高傑作と言われるロマチェンコを輩します。そしてウシクやライトヘビーのグウォジクとタレントが揃います。

個人的好みですが、今、現役ボクサーの中でウシクは痺れます。カッコイイのです。そのカッコよさは、ロイ・ジョーンズJr、ナジーム・ハメド、セルヒオ・マルチネスの系統、あくまでも個人的見解です。シュガー・レイ・レナードの華麗さとは違う、マーベラス・マービン・ハグラーのカッコよさ、自由なんです。

ロイはノースタイルと呼ばれ、ハメドは革命的でした。2人ともボクシングの基本がないと言われましたが、そんなことはありません。ボクシングの守破離で飛びぬけて離れたようなスタイルでした。
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今はウシクが面白いです、前述の3人と違うのは、打ち終わりにしっかり両腕で頭部をはさむようにガードポジションを作ることです。観の目だけでなくガードのリスクマネージメント、ハグラー系、それは考え方を変えさせられるほどのインパクトです。




言葉による解説、物理な原理をいくら説明しても、と言ってもその物理はごく簡単な聞けば誰でもわかる理屈なのだから、それでも自分でやるとなると、どうして、なかなか難しいらしい。

やって示してはどうか、これはいつも稽古で何年も体感してもらっているから、感想を聞けば言葉で説明した物理の法則が実際に起きているのが良く分かると言ってくれる。

やはり力が、肩の力が抜けてこないと上げ手にならない。

うまく伝わるかわからないが、あえて説明するなら、この手の内による細かいテクニックは力の釣り合うところでいかんなく発揮される、太ももに手を乗せたところをいくら強く押さえつけたって、その力は床の抗力と完全に釣り合っているから、2人セットで観察すればゼロ。またいくら強く握り込んでも、その締め付ける力はこちらの小手を砕いてしまうことにはならないから、ここでも力は釣合いゼロ。その釣合いの中で、物理に従い新たな力が発生しない方向へ手を持っていく、その一つが手の骨格構造と重力から上方向。

ここで、こちらが自ら力を使って上げようものなら、抑える側にしてみれば、当て返せる力をわざわざくれるのだから、それを的に力で押し返すだけだ。作用・反作用の法則に他ならない、そこから外れることは不可能だ。力ゼロ近辺のところで十分に効果がある技術なのだから、それこそ数キロ、数十キロの力の世界では話が異なる。

そこで必要になるのがコツ。

ただ自分の手を上方に持っていくだけに徹してみてはどうか、相手のことはいったん完全に忘れて、相手の手を持ち上げると思わず。つまり自分の手を上に持っていく動作だけ行う。

瓢漂会
AF:無力化法
KV:崩し理論

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