ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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棋士の羽生さんがおっしゃるには、将棋は武術的なところがあるそうだ。相手の力を利用する、はたまた何もしないということが有効なことがあるとか。こと私たちのモド気においても極力何もしないというのはよく当てはまります。何もしないのがモド気か、といえば決してそんなことはなく、あくまでモド気はしっかりと掛けます。表現が的を得ているかは大いに疑問ですが、モド気は掛かるまでは(一瞬のことではあるのですが、又掛かってしまえば…)とても壊れややすいとでも言ったらよいでしょうか。もう少し言うと、例えば相手との接点においては極力なにもしないようにします。ちょっと圧力をかけたり動かしたい方向への意図を表そうもんならすぐに壊れてしまいます。今の私たちの技量では「しかたない/」です。ミスターマリックさんがごくわずかな筋肉運動がお客さんに違和感を伝えてしまうとおっしゃいます。
また現段階ではかなり動作をともなってモド気を掛けます、特に仲間のなかでも私のは動作が大きいです。内部処理で掛けることができれば良いのですが、これも「しかたない/」です。したがって私にとって一番難しいのは座りの上げ手です、最初っから身動きとれない姿勢で始まるし、とても難しく感じます。ほんと「しかたない/」です。
またモド気でを掛けておいて相手を動かすのはだいぶ簡単になってきました、しかし倒すことは難しいです、「しかたない/」。

それでも「しかたない/」をそのままおいておいて前に進んでいるといつのまにか、しかたなくはなくなります。「しかたない/」で立ち止まらず、一歩前に進みます。

東京のしがないサラリーマンの私、多くの人がそうであるように朝のラッシュに身を委ねなければなりません。ちょっと徳のある人ならそこをよき足腰の鍛錬の場とするのでしょうか。
そんななか、肩と肩のぶつかり合い意地の張り合いというのは日常茶飯事です、お互い譲り合いの大きな心があれば良いのですが。ほんの2センチ靴の位置を変えてくれるとこっちは楽なんだけどナ、と思っても…子供の陣取り合戦のようになってしまいます。
ちょっと心得のある人ならわざとスカシてみたりだとか、もたれかかって体重をかけてみたりだとか、相手の近い側の踵を上げて同じく体重をかけたりとか。

最近の私はモド気使っちゃいます。といってもどんな体勢でもとはいきませんが、あくまで自分は普通に立てるくらいの余裕があれば、接触部を通してモド気をかけます。たぶんかかったと思います、確認はできません。一応理屈通りやったので押してみればわかるのでしょうが、そこはトラブルの元。そこでちょっと待ちます、電車は揺れていますから、ほんの数秒から数十秒待ちます。相手はこらえきれずに数センチ動いてスペース確保!となります。相手は2人でもかまわないし、こっちは押しているわけでもないので気づかれません。

いくら気づかれないからといっても相手が女性の場合はスッと譲りましょう、いらぬ誤解を受けてはなりません。

日曜のこと、お昼時にコーヒー屋さんの通りに面したガラス張りの席に座っていると、その向かいの通りに何やらキラキラと、冬のおだやかな日差しに白く反射している、小さな丸い輝き。ん、なんだろう?百円玉?
ちょうど回転寿司から出てくる人々の足元、みんな目を落とす、明らかに気づいている。が、誰も拾わない。なんだろう?誰も拾わないということは一円玉かな?だんだん気になってくる。
コーヒーを飲み終えて、その小さな光に近づいてみる。あ〜、やっぱり一円玉だ。感謝の気持ちを込めて、一礼してから拾う。

夕方家に帰ってから、朝買ってあった新聞を読んでいると、おや!なんとコラムにまったく同じような一円玉体験が書かれてあるではないか!これは驚いた。おまけに私がその一円玉を拾い上げたとき、その新聞はすでに私のカバンの中にあったのです。

シンクロなんとかって言うんですよね。ん〜なにかの暗示か、天が私に何かを教えようとしてくれている、と思ってしまいます。こういうのって受け手しだい、生かすも忘れるも私しだいですよね。ありがたく心に留めておきます。日頃お金には無頓着な私、といっても浪費家ではないのですが(どこからか、浪費するお金ももないだろう、と聞こえてきそうですが)。

また一礼。

最近都内や近郊でも温泉が楽しめます。クアハウス、スパ、デラックス銭湯、呼び名もいろいろですね。

温泉大好きの私ですが、マイブームなのがサウナ→水風呂のセット浴です。高温サウナで汗をかいて、水風呂に浸かっていると鼻の通りがスーッとしてきます。ボクシングでつぶれ気味の右鼻もスーッ、そしてだんだん脳もスーッとしてまいります。ちょっとした瞑想状態というかトリップ状態になります。実に気持ちが良いです。あまり危険なことはしたくないので、2セットに止め、2回目の前には十分に休憩をとり水分補給、水風呂は心臓まで浸からないように半身浴と、注意はおこたりません。

いやぁ〜めっぽう機器に弱い私ですが、インターネットでちょいと日帰り温泉探して、ナビに住所を入れるだけで、あとは車が連れて行ってくれます、楽チン、楽チン。んっ!ですがナビの使い方がまだ一苦労、トホホ。

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