手の内による上げ手、だいぶ掘り下げてかなり上達しています。力はどんどん要らなくなりましたし、いろいろ無茶な押え方をしてくれるおかげで、気づくことも多いところです。

さて、そんな中不思議なことが、メンバーの一人が、私の言うところの手の内とはちょっと違うのですが、するすると腕解きのように手を上げていってしまうのです。

それはテコを利かして外すという従来の腕解きとはちょっと異なっていて、スルスルと手が上がっていきます。まったく嫌な感じは受けず、むしろ、どうにも押えることができなくて不思議で少し笑ってしまうくらいです。胸の高さに達するまでには押え手は外されてしまいす、こちらは浮かされるとか崩されるといった感じは残念ながら受けません。

それに本人がそれを意識しだすと、途端、ぶつかり始めます。意識するあまり、どこかに力が入るからなのでしょうか。

なんかそこにヒントがあるような気がします、数週間考えていました。

まあ、考えてばかりではどうにもならない、では真似してみようとやってみました。それは私の手の内を使って相手をある程度ばかり無力化しておいての真似です。

で、それが。

いいじゃぁないですか!

これは?

いったいどういうことでしょう?

瓢漂会

親指がなければ、力が入らない…