ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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カテゴリ: 合気

タイヤメーカーの究極の目標は全天候型、履き替え無しの一本。まずは雨天対応のタイヤが発売される。

雨水に反応し、タイヤが柔らかくなり、グリップ力を保つことが出来る。

その次は低温で硬くなるのを防ぐものが来るようだ。

タイヤは直観でも分かるように、柔らかければグリップ力が増す、滑りにくくなる。一方滑り抵抗は大きくなるから、スピードや燃費は不利になる。いわば車は地面に力で抵抗されている。

晴天時では滑りリスクが少ないから硬くでき、スピードにも燃費にも有利。硬いタイヤは滑りやすいわけだが、地面から受ける抵抗力は落ちている、地面の抵抗力を軽減している、いわば少し無力化している。

タイヤのゴムそのものの柔らかさだが、他にも方法がある。空気圧だ。空気圧を落とすことで柔らかくすることが出来るし、また高めれば硬くなり、滑りやすくできる。滑りやすければ地面の抵抗を無力化できる。

この空気圧は、人でいう皮膚の下の筋肉の働きのようだ。筋肉の収縮により表面は固くなり滑りやすい。滑りやすければ、そこを掴む手には力が入らない。掴む手は握力、握力は全身の力に相関している。

昔、学校で握力検査があった、握力が全身の力の目安になるからだ。

瓢漂会
AF:無力化法、瓢理
KV:崩し理論、漂理



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朝顔の花の開き具合を見てみると、イメージよりはるかに開いていて全開では花弁が平らに近い。

山吹は下向きに咲くせいか、花弁がやや巻き込み平らよりは半開きで美しい。

平らまでか、半開きか。いずれにせよ、決してトランペットの花や、ハイビスカスではなく、はたまたカラーにはほど遠い。

朝顔の手、山吹の手といったとき、それはかなり開く。

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古の日本武術には合気と呼ぶ無力化技法があった。合気道の源流にあたる大東流合気柔術に知られることとなり、それは物理、力学的に無力化してしまう方法であったはずだ。今では気や意識とされ、その方向を逸してしまったように思える。

徹頭徹尾、物理にこだわると解る、小手による無力化はアモントンの法則と、その破れにあることだ。

そんな声はどこからも聞こえてこない、どうして誰も気づかないのだろう、こんな簡単な原理なのに、とも思う。

秘密を見る、それにはやはり上げ手にある、アモントンの法則が完全に破られれば、手は上がり、その手は自由に動かされ、相手のアゴに持って行くことができる、そして、その時相手は崩されない。なぜなら力がまったく入らないからだ。腰が浮いたり、崩されるようでは、それはまだまだ力なのです。

なかなか難しい。

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包丁研ぎ、何度もやっていると、それなりに上達するものです。コツのようなものをつかむ、手慣れた感じになります、力は要らない。

自分の場合は、キッチンの高さに乗せ立って研ぎます。軽く前後に研いでいると、腰が協調するように前後に揺れます。足を前後に開いたり、構えたり、止めようにも止められない、止まらない。

考えてみれば、腰のゆれはヒップストラテジー(股関節戦略)による自然な反応で、体が勝手にバランスを保とうとしているのだ。

包丁研ぎのような、軽く簡単な動作でもこれだけヒップストラテジーが発動すると思えば、それを利用するに当たり、シンプルで良いではないか。ちょっと相手の手を引き出す、体をちょいと押す、泳がせる程度の軽いことでこと足りる。そこから投げ、倒すなど、技を施すには入り身が有効だが、これらのことからも入り身は入り身するだけ、相手を崩そう、倒そうなどと考える必要はない。

入り身するだけで、勝手ににヒップストラテジー、場合によってはアンクルストラテジーが発動する。それに乗ってしまえば、簡単に相手を倒していまえるのです。

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「影を踏むこと」、歩く際に自身の影を踏むことを楽しむ。太陽が強く、明るい日中に、建物や木などの立体物によってできる自身の影を踏みながら歩くことで、影の動きや形を楽しむ遊び。

子供たちの遊びだが、大人でも楽しめる。影の形がどのように変化するかや、影がどのように自身の動きに反応するかを観察したり、影を踏んだり跳び越えたりすることで遊びの要素を楽しむことができる。

「影踏み」は、創造性や想像力を刺激し、自然や光の性質について学ぶ機会ともなります。また、写真や絵画表現の中でも、影や光の使い方が重要な要素となることがある。

入り身をしようとしても、ためらいや躊躇で入れない、入り身の程度がわからない。そんなとき、影踏みをイメージしてみる。影を踏むには、そもそも影がないといけない。太陽は真上から強く照らして、出来た影を想像する。それが崩しだ、形を変えて影をつくる。その影を踏むように入り身する。

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朝顔の手は、その形に秘密がある。放水や光といったイメージ、気の話ではまったくない。小手や指の伸筋の話でも何でもない。

朝顔、山吹が咲くように。実際に朝顔や山吹の咲くのを見てみるとよい、どうだろう、思ったよりおもいっきり開いている。

前腕を茎とすれば、相手に向けて腕を伸ばしたのなら、朝顔満開のように、手のひらは相手に全開する。背屈はおよそ70度くらい、前腕の甲側、上部は攣りそうになるかもしれない。思いっきり開いた手の平、指先は丸く山吹が咲く、そこにバレーボール、バスケットボールがはまるように。開掌ではない。

その形こそ、意味がある。

試しに、お相手に朝顔の手を作ってもらい、その小手を取ってみればわかる。いかに、抑えづらいか、相手の指や手の甲が邪魔で、特に親指が利かなくなる。それだけで、小手の合気は半分できたようなものだ。あとはアモントンの法則を破るだけ。

ただし、力は使ってはいけない。力は抵抗を生む、台無しになる。

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