ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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カテゴリ: ボクシング

NBAシャキール・オニールからのSNSメッセージも届く、フォロワー数は一夜にして激増。

英国のセンセーション、早くもスーパースター誕生とまで言わせるベン・ウィテカーだ。アマチュアエリートはもともとビジネス志向だったようで、プロへの対応もなんなく。東京オリンピック(銀)も自らの商品価値を高めるためだった、とまで言う。

キューバスタイルに学んだアマ時代、アイドルはエイドリアン・ブローナー、ここんとこ今一だが勢いのあったときのABは確かに良かった。トーマス・ハーンズ、家族のように接してくれるクロンクのシュガーヒルはコーチのひとり。

26才、まだプロ6戦。今年はキャリアアップに専念、タイトル挑戦は来年以降ということになるか。ただし、ライトヘビーには、ビボルにベタービエフというツインピークスが。

サウスポーへのスイッチも見せるは、デラホーヤのように左利きのオーソドックスだから。ノーガード、試合中のダンス、は賛否両論。ナジーム・ハメドとも比べられるスタイル、カリスマは面白い。

必見!



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ハイム・ムンギアとジョン・ライダーの好カード。

ムンギアはトレーナーを市長に立候補らしいエリック・モラレスから、名伯楽フレディ・ローチに変更、そのボリュームパンチャースタイルは更にその長所を伸ばす。ジュニアミドルからミドルを経てスーパーミドル。無敗、人気メキシカン、その視線の先にあるのは、もちろんカネロ。その実現のためには、前回のデレバチェンコをギリだったでけに、今回のKO勝利は必須条件になるか。

カネロに敗れたものの、判定まで持ち込んだジョン・ライダー、今回も厳しい戦い。圧倒的に手数で劣るだけに判定までいっても勝機を見いだすのが難しい。一発入るか、サウスポーの利点を生かせるか。





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注目のライトヘビータイトル戦、3団体統一チャンピオンアーター・ベタービエフと元すーぱーミドル複数団体統一チャンピオン、カラム・スミスの大一番。

全階級を通じて、おそらく最強ハードパンチャーのひとりベタービエフは隙なしの構え、なにせプロ戦績は全勝全KO。スミスに譲るのは、38歳の年齢ぐらい。

スミスはライトヘビーでも大きいくらい、ライトヘビーでもフィジカルは問題なく思えます。ただ、どうしてもカネロ敗戦の印象が強く刻まれて。

多くが予想するベタービエフの後半KO勝ち予想には、反論できないし、そのネタも見当たらない...

順当勝ちなら、いよいよその先に待つは、ビボル。



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「ガードしろ!」向こうの映像を見ているとコーチの指示は「Hands up」と叫んでいる。直訳すれば手を上げろだが、日本ではガードに当たるが、微妙に理解が異なる気がする。

日本で、その指示を受けたボクサーはガードを貝を閉じるように固める、守るニュアンスに受け取りがち。いっぽうHands upなら手を上げておいて、必ずしもガードで顔を隠すようにならない。高めに手を上げていくことで、軌道の邪魔になる、それでおいて自由に自分の手を動かせる。クロフォード、ヘイニー、カネロなんかはその片手は同じ側の顔横にあるとは限らない。中心にあったり、時に反対の顔側面にあったり、つっかえ棒だったりと自由度が高く、手を上げておいて固める感じはない。

日本語で良い表現はないか、考えてみたけど、やはり「ガード上げろ」かな。打たない方の手は体のバランスにも役立つ。「上げておけ」、「上げて」バランスを作れ、と伝えたい。

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P4P一位テレンス・クロフォード、次期スーパースター候補No1ジャロン・エニスと左右構えを自然にこなすボクサーは多い、増えていると感じる。タイソン・フューリー、ナバレッテ、先日のサニー・エドワーズ。

古くはチキータ、ハメド、ケル・ブルック。

中でも最もナチュラルだったのはハグラー、相手の位置、自分の姿勢で自然と向きが変わっていた、今の中ではナバレッテがやや近いかな。クロフォードなんかは戦術として切り替えたり、選んだり。スペンス戦のときは試合の直前に閃きで左に決めたと言っていた。

そんな超一流でなくても、練習だけでもスイッチは挑戦したい。まず脳に刺激になる。左右バランス調整、ダルビッシュ投手は左でも投げられる。できると面白い。

それでも後から、逆構えをやってみれば分かるがなかなか難しいことに気づく。もともと利き腕がどっちかによって難しさが異なる。バランス、パンチの軌道。ディフェンスは危なくなるけれど、そこはスパーリングなどで慣らしていくしかない。

違和感を感じつつ、でも自分で気づかないのが、前後のバランス。反対構えにすると、やや前重心になりがち、ストレートが窮屈に感じる。それが僅かミリから数センチ突っ込むだけで見つけるのが難しい。そこでスイッチ練習始めたばかりなら、意識して後ろ重心をお勧めする。

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135統一チャンピオンベルト、タイトル返上、一階級上げてデビン・ヘイニーが挑戦。チャンピオンは、スーパースターにステップアップしたい、待ちに待ったビッグファイト実現、レジス・プログレイス。

基本技術に長け、その完成形にも近いヘイニー、サイズは大きいだけに階級の壁はあまり影響は懸念されません。技術に徹するスタイルは元々、破壊力は感じられずKO勝ちは少ない。

その点、プログレイスは今の階級のひとつ上でえもいける、と言うだけにパワーで勝負したい。気になるのはサウスポーには強いが、オーソドックス相手にやや苦戦が多いように感じる、ヘイニーはサウスポーが得意に見えるだけに。



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