ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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タグ:ケルブルック

個人的に待ちに待った好カード、IBFウエルタータイトル戦です。

スパーリングでブローナーをのしたとか、フロイドメイウエザーには黒目をつくったとか、すでに伝説の数々。そしてオリンピックからプロへの軌跡は、あのシュガーレイレナードと比較されてきました。シュガーレイも本物「Real deal」と太鼓判、次の大物スペンス。

チャンピオン、ケルブルックはあのプリンス・ナジーム・ハメッドの後継者、息子のイングルトレーナーが師。そのスタイルはハメドばりではありませんが、随所に同じ匂いがします。そのスムーズなタイミングとバランスはいいですね。ポーターに2−0の判定をものにし、防衛を重ねた後、驚きの2階級上げてのあのGGG戦でした。

ウエルターに戻るのは厳しいとの心配をよそに、とびきりの指名挑戦者の前に立ちます。

ロンドンオリンピックで敗れたスペンス、地の利は地元ブルックにあるのか。






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ビッグニュースがまた飛び込んできました。IBFウエルターキングのケルブルックが9/10ロンドン、2階級上げてミドル4冠(メジャー3冠)のトリプルG、ゴロフキンへの挑戦が決まりました。

お金のためか、名声、名誉、プライドか。ものすごい勇気はもちろん称えられますが、いくらなんでも相手が悪すぎる、勝算は?

GGGも相手探しに苦戦していましたが、実はケルブルックも下のクラスで影の実力者、今でこそIBFベルトを冠しますが、対戦相手に避けられ続けていた感があります。ナチュラルにはJrミドルながらようやくウエルターにてチャンスをつかんみ、バルガスとの統一戦話が進んでいたはずなのに。

GGGはユーバンクJrの挑戦を受けることに決まりかかっていたはずなのに、どうやらユーバンクが、やはりと言うか、予定通りなのか、ゴネて、それを横目にみていたブルックがチャンスをものにしたようです。

それにしてもアミールカーンも無茶と思えたカネロ挑戦、5回まではそこそこやってました。試合後も恐らく評価はむしろ上がったように思えます。

カーンに続きブルック、英国紳士の勇気に敬意を表します。


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今週末は、まずアミールカーンとクリスアルジェリと戦います。フロイドメイウエザーJrの9月最終戦の対戦相手の候補にも名を連ねる2人です。

パックがダメなら、カーンならもしかして、なにせあの回転力あるスピードに僅かな可能性があるかもしれません。しかしながら、アルジェリだってなかなかの兵、たしかにパックには一方的になすすべもありませんでしたが、なにせ、この元キックボクサー思い出してみれば、次はパックと、というところまできていたプロボドニコフとの大激戦を制したのです、プロボドニコフはブラッドリー、アルバラード、直近ではマティセと渡り合うほどの実力者なのですから。

カーンとスタイル、それにアゴの弱いところまで似ている、復活の我らがホルヘリナレスが英国に乗り込んで、ケビンミッチェルとの防衛戦。期待されながらまだその高いポテンシャルを発揮できていなく見えてしまうリナレスですが、既に3階級も制覇しているわけですから、やはりすごいものです。ミッチェルもややつまづきましたが、盛り返してきている実力者、地元の利もあるし、リナレスにとっても大きなテストになるだろうこと必至といったところでしょうか。

またその英国、カーンのライバル、こちらもメイ戦へ名乗りを上げているケルブルックの防衛戦があります。これはリナレスと同じ日?同じ会場?なのでしょうか。

そして日本では田中恒成選手が空位のWBO世界タイトルをかけ1位フリアンイエドラスとの決定戦に臨みます。デビュー5戦目というのは驚きです、もしかして決定戦なのはラッキーなのか、といっても1位ですから。とにかくそういうこととか記録のこととかはどうでもいいから何としても勝ってほしいですね。

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