ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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タグ:シュガーレイレナード

ウエルター、スター同士の統一戦です、ブルックリン決戦。両者全勝、ガルシアはこれまで名だたる相手をことごとく、時には強く、また時にはギリギリの戦いを制してきました。

一方サーマン、こちらもスーパースター候補のひとりですが、さすがにタイトル戦になってから、ややペースダウン、順調に勝ち続けてはいますが、判定続き。

両雄にとって、ウエルタートップ、そしてメイ後、空席のスーパースターを争います。掛け率はどうやらサーマンに開いているようですが、もっともガルシアはアンダードッグには慣れたもの。

どうやらブルックvスペンスも決まったようですから、誰が生き残り、誰が振り落とされるか。

激戦区のウエルター、4人の他にもポーター、ベルト、ピーターソン、カーン、ブローナー、そしてクロフォードがら下から突き上げます、パックも健在。

そしてレギュラー解説不在の席にはウエルターレジェンド、シュガー・レイ・レナードが。



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マニーパッキャオとフロイドメイウエザーJrの世紀のスーパーファイトが決まりました。5/2@MGM、ホテルは15分で満室になったそうです。



マニーパッキャオはブルースリーにあこがれ、フレディローチの言葉をかりるなら、ブルースリーのつもりだそうです。YouTube映像でパックの練習風景を探すとブルースリーの物まねする姿がでてくるし、実際そのボクシングが似ていると言われているのは知られるところです。ちなみにメイのショルダーロールを真似てる映像もありましたっけ。

ブルースリーのジークンドーは西洋のフェンシングとボクシングに多大な影響を受けている唯一の中国武術であり武術格闘技です。ボクサーではジャック・デンプシー、ジム・ドリスコル、モハメッド・アリなどを研究したそうです。(モハメッドアリは東洋のボクシング、それもフィリピンのに興味を持っていたのも面白いところです。)

一方のメイも直接ではないかもしれませんが、間接的にジークンドーの面影がそのスタイルに見てとれるのだそうです。親父さん、フロイドメイウエザーSr(これまた、そのボクシングがブルースリーに最も影響を受けたと自ら語るシュガーレイレナードと戦った)がブルースリーの大ファンで、練習やそのテクニックにジークンドーを取り入れた。したがってそれを習ったJrも当然ブルースリーの影が残ります。



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長年のボクシングの経験から、相手と対したとき安全な間合い、距離、空間、タイミングがあるのがわかります。距離を外すというのではなく、すーっと入っていくことができる。それがなんなのかうまく語れないけれど、確実にあります。

実際に試合で見ることはなかなか難しいのですが、YouTubeなどでは超一流選手のスパーリング映像もたくさんあります、試合では見られないような、見切りだったり、とても面白いです。

お気に入りのロイジョーンズやジェームストニー、今では現P4Pトップランカーのパッキャオだったり、メイウエザー、マルチネス、ドネア、ウォード、売り出しのブローナーも面白い。特にトニーとブローナーはスパーでやってることをそのまま試合でやってるからこれは凄い、というか試合をスパーのようにやっている!

そんな一流どころでも、先に述べた、空間を支配しているようなものはなかなか見つかりません。けっこうボクシングに忠実だったりします。

どこかにそんなのないかなぁ。

ありました、シュガーレイレナード。レナードの貴重なスパーリング映像がありました、手を下げて、歩いていくように近づいていくのに、相手はまったく何もできない。レナードとスパーするほどだから、そこそこのもんだろうと思うのですが、まさに、蛇に睨まれた蛙とはこのこと、が如くです。

シュガーレイレナード、スパーリング


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