ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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タグ:セルヒオマルチネス

ロマゴンは3月来日の予定のようです。ただし相手がみつからない、八重樫Chへの挑戦も望んでいたオプションのひとつのようでしたが、残念ながら八重樫陣営に断られたとか、まぁこれは賢明な選択でしょう。ロマゴンは相手が見つからないなか昨年も三戦三KOで圧倒的強さ健在ですから。

さあ、今年の楽しみは?

セルヒオマルチネスとコットは決まったんでしょうか、決まれば面白いです、ネームバリューも力量も二人とも申し分ないです。

ジョニゴンとマレスの再選はマレスの怪我で2月から3月に延期されるようです、こちらも楽しみです。

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先日たまたまチャンネルをひねると村田諒太選手のドキュメンタリーだった。イスマエルサラス氏がプロでのコーチを勤めるそうで、アマからプロへの修正や矯正を行っていました、それらは原始的な方法でステップを狭くするのに両足をロープで結んだり、右脇の開きを直すのにやはりロープで縛ったり。内山チャンピオンのインタビューなんかからもアマとプロの違いは思いのほか大きいようでした。

そんななかで私の気を引いたのは、止まって打つことを指導していたことでした。しっかりとした土台で強いパンチが打てる、というようなことも言っていましたが、それよりスタミナを温存、最長12ラウンド戦うためにエネルギーをセーブさせるため、そこがミソのようです。同じ目的で歩幅もアマ時代より狭く、そして重心は常に真ん中に置くように、それらは余計にスタミナロスを防ぐために。

これには唸ってしまいました、確かに私の理想で足を動かし続けながらいると、打つ際にも動きながらやっていると、そのスタミナロスは激しいものです。思い出しました、水泳でもストロークよりキックのほうが遥かに疲れることを、呼吸を止めてまでのバサロなんて、それこそ。

この点よくよく考えて反省しないとなりません。

そういう意味ではパッキャオやセルヒオマルチネスのように足を動かしながら打つボクサーの体力は常人のものとは思えません。

余談ですが、ハメドなんかは空中で一発パンチでKOしてました。それを見て天賦のパンチに恵まれない人でもエネルギー保存則であれば一発が狙える可能性があるのかと思ってました。エネルギーは速度の2乗に比例しますからえね(ハメドはパンチ力にも恵まれていたことでしょうから恐ろしい)。

2012年も様々なボクシングシーンがありました。我々日本人にとっては、というか個人的にはやはり西岡選手が本場で、あのノニトドネアとグローブを交えたことは、思い返してもすごいことです。

一方海外では、いわずと知れたマルケスvsパッキャオ4ですよね。

さて、年も終わりでいろいろなところで年間最優秀選手候補が話題です。ざっと見てみると、最右翼はノニトドネア、ファンマヌエルマルケス、アンドレウォードあたりを多く目にします。

ドネアは年間4試合をこなし、しかも、それなりの相手に見事な試合を見せてくれました。来年も、プロモート契約のこととか制約はいろいろあるでしょうが、マレスやリゴンドーとまだまだ強豪も残っています。

今や多くのP4Pで第2位にランクされるアンドレウォードはその点、相手が出尽くしてしまったでしょうか、それでもチャドドーソンとの戦いは最高峰の一戦でした。まぁドーソンのキャッチウエイトのハンディはありましたが、ワンサイドでしたし。それでも私個人は地味な印象を受けますがいかがでしょう。

そしてマルケスは伝説をたったワンパンチで衝撃的KOしました。また過去3戦の物議を呼んだ判定、ライバルストーリーもありますから。

さて、栄冠は誰に、と言いますか、どこが年間最優秀選手を選出するのでしたっけ。いずれにせよ、本命はドネアかマルケスのワンパンチか、といったところでしょうか。


ps そうそうセルヒオマルチネスはあのメッシを抑えてアルゼンチンの年間最優秀スポーツ選手(?)に選ばれたのだとか。

先日たまたまYouTubeでWBOライトヘビー級王者のネイサンクレバリー(Nathan Cleverly)のトレーニング映像に出会いました。

その時点で無敗、先週末か今週末にタイトル戦をひかえていたはずです。無敗の戦績の中でKOは割と少ないようです。

まだ過去の試合映像は短いハイライトしか見ていないのですが、その練習映像には目を奪われるものがありました。フィジカルのスピードもあるようですが、なにせそのタイミングの速さに感心させられました。言うなら、セルヒオマルチネスばりです。おそらく現時点P4P常連のスーパースター、階級も近いマルチネスは十分に意識をしている可能性はあると思います。

やはりあのタイミングはマルチネス同様、動き続ける足に裏打ちされているのでしょう。まだじっくり試合やスパー映像を見ていないのでなんとも言えませんが、あれなら攻めても受けても、パンチはカウンター気味となることでしょう。KOが少ないことから、もしかしたら若干手打ち気味なのかもしれません、あるいはパンチ力に欠けるのか。

今週末はスパーや試合映像漁ってみようかな、と思っております。

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