今やセルゲイ・コバレフのトレーナーとして名を馳せる、自らも元ミドル級チャンピオン、ジョン・デビッド・ジャクソンは言います。

ゴロフキンは史上最強ミドルとの声がチラホラ聞こえてくる昨今、もちろんGGGの実力は認めた上で、現在のミドルのレベルで孤高の存在であるけれど、かなしいかなライバルがいない。

たしかに、目を閉じてマーベラス・マービン・ハグラーを思い出してみる、あの野獣ムガビの強打の雨にさらされながら、最後には倒してしまったた試合。

ジャクソンの言うように、90年代のロイ・ジョーンズ・Jrや、ジェームス・トニーがGGGを空転させまくる姿も想像できなくはない。

それでもGGGはこの先どこまでゆくのだろうか。



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