ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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タグ:フロイドメイウエザー

メイの試合は予想をひょっとして裏切ってくれるか、という期待感にあると思うのです。安全運転の大差判定、今回はもしかして、次回こそはもしか、パックなら…いつもそんな期待は裏切られ、予想は裏切られない。

いよいよフロイドメイウエザーJrの最終戦です。テレビ局との3年におよぶ6試合契約の最終戦、キャリア49戦目、49連勝チャンピオンのまま引退となれば、ロッキーマルシアーノに並ぶ。

反対のコーナーにはアンドレベルト、ハイチ出身オリンピアン、2度のウエルター世界チャンピオン。これまで悩まされてきた肩や腰の怪我からも解放され、減量も順調。アンドレウォードの師バージルハンターが復活を助けました。売りはメイの対戦相手の中で最高の身体能力、メイにも勝る運動能力と主張しています。自分史上はじめて不利な予想もモチベーションを高めてます。それこそ、失うものは何もありません。

これが最後なのでしょうか、本人やメイ陣営は引退を強調しています。メイは引退後、選手のプロモート、ミュージックやファッションなどのビジネスに興味がある、家族と過ごす時間を大切にしたいなど。

もっとも大きな決断理由は健康でありたいことのようです。それは19年におよび48戦、内24戦が世界戦、5階級を制覇し戦い続けてきました。少なからず消耗しているはず、自覚してからでは遅いのかもしれません。

そして身近に祖母のアルツハイマーだったり、何より最近トレーナーを務めるロジャーメイウエザーの短期記憶障害、ジムワーク帰りに迷子になることもあるそうです、ロジャーのプロキャリアも18年でした。いま50代のロジャーがなんでも80代に見えるそうです。

いままでほとんど許可しなかったスパーリングを公開しているのも、最後だからなのでしょうか。2:53:00からスパーリングです。


ただし反対意見もないわけではありません。チケットの売れ行きがあやしいようで、やたら最終戦を強調していいるのはチケットを売りつくすためとか。そういえば、2008年にはオスカーデラホーヤとの再戦をキャンセルして一度引退、翌年にマルケス戦で復帰しています。

メイウエザーは言います、

The name of the game is the sweet science, to hit and not get hit.

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もうすでに9月に向けてトレーニングを再開したメイウエザーJrですが、その対戦相手がなんとアンドレベルトが第一候補に。

ベルトといえばかつてP4Pランキングに顔をのぞかせながら、メイのショルダーロールを真似しだしたころから雲行きが変わり、そのせいもあってかビクターオルティスやロベルトゲレロに破れ(あとソトカラスにも)、皮肉にもその二人がメイとのペイデイをむかえた訳ですから。最近はエイドリアンブローナーが第2のベルトと、皮肉られたり。

当初メイ本人の口からもともとベルトかカリムメイフィールドの名前で始まったことではあるのですが、おそらく真に受けた人は多くなかったはず。

その後、アミールカーンやキースサーマンの猛烈アピールや、といっても今一でしたが。しまいには大きさの違うGGGゴロフキンの名前まで。

ところがここへ来て、複数のソースがほぼ決まりと伝えているし、それに加えアミールカーンがベルトにエールを送ったので、おや、と思いました。メイパックのときもカーンが諦めた発言が当たったので、どうしてカーンがそんな情報があるのか知りませんが。ただ今回に関しては、ベルトとカーンは同じバージルハンター門下なので、そういうところからかも知れません。

さてそのベルトですが、実は米国での一般のボクシングファンには名前が充分知れているのだそうです、それこそ、カーンやサーマンはコアの人達には轟いていますが、まだまだ認知度は一般には低い。

そして今回はCBSネットワークになるようです。と言ってもさすがにPPVに乗せるにはベルトじゃぁ、ってことなのか。

個人的に思うのは、もし決まったとしてオッズはどうなるんだろう、100倍とかあり得るかも、奇跡を期待してどのあたりで落着きましょうか。

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あんまり地面を蹴って歩く、動くのは良くない。体力は消耗するし、動く気配が丸見えになってしまう。

そんな偉そうなことを言ってみてはいますが、今回の肉離れで自分がいかに蹴って歩いているか思いさらされました。蹴る、ふくらはぎの筋肉が働くと痛いからです。歩くのって普通もう無意識に行っている動作です、よほど注意して歩かないとなりません。

そこで、これは良い機会と、蹴らずに歩くことを心がけました。重心を支持線から外す、するとけっこう出来るんですね、痛みなく歩くの。調子にのってシャドーボクシングで蹴らずに踏み込む。なかなかいける、そうするとその動きだしが、消えるようになるではありませんか(本人評)!

これこそ武術で言うところの、浮き身の極意なり。なんてね。

パックにしたってつま先で蹴っているのではなく、腰高くつま先で地面に弾かれてる感じでしたっけ。

これなら、かつてのフロイドメイウエザーJrの瞬間移動と称されたステップが出来るかな…

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マニーパッキャオとフロイドメイウエザーJrの世紀のスーパーファイトが決まりました。5/2@MGM、ホテルは15分で満室になったそうです。



マニーパッキャオはブルースリーにあこがれ、フレディローチの言葉をかりるなら、ブルースリーのつもりだそうです。YouTube映像でパックの練習風景を探すとブルースリーの物まねする姿がでてくるし、実際そのボクシングが似ていると言われているのは知られるところです。ちなみにメイのショルダーロールを真似てる映像もありましたっけ。

ブルースリーのジークンドーは西洋のフェンシングとボクシングに多大な影響を受けている唯一の中国武術であり武術格闘技です。ボクサーではジャック・デンプシー、ジム・ドリスコル、モハメッド・アリなどを研究したそうです。(モハメッドアリは東洋のボクシング、それもフィリピンのに興味を持っていたのも面白いところです。)

一方のメイも直接ではないかもしれませんが、間接的にジークンドーの面影がそのスタイルに見てとれるのだそうです。親父さん、フロイドメイウエザーSr(これまた、そのボクシングがブルースリーに最も影響を受けたと自ら語るシュガーレイレナードと戦った)がブルースリーの大ファンで、練習やそのテクニックにジークンドーを取り入れた。したがってそれを習ったJrも当然ブルースリーの影が残ります。



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マニーパッキャオvsフロイドメイウエザーJrの世紀のスーパードリームマッチがいよいよ今週末発表か?との噂です。一部の最新情報ではメイが契約にサインか?と報じられてます。といってもこれまで再三、パックはサイン済み、いやまだしてない、が何度か繰り返されたし、どこまで信じてよいことやら。

ただ2人との対戦を熱望していたアミールカーンが今回はあきらめた、と言いだしたことが、おや?いよいよ?と思わせてくれます。

ここのところのパターンからすると、メイのツイートで発表でしょうか。あくまで主導権はオレがというメイです。

パック派の私が100歩譲って、これまでの経緯をできるかぎり客観的に見ても、メイがパックを恐れているように見えるのを避けることができません。またそういったことを言う人が多数いますし。

それを裏付ける、ではないですが、最近読んだコラムによると、メイはまだ若いころの昔エリックモラレスと合同キャンプをした際、モラレスに「いろいろ教えてやる」態度であったにもかかわらず、実際スパーリングでグローブを合わせるとモラレスに散々伸されたそうで、キャンプを打ち切り、二度とモラレスとのスパーは拒否したのだとか。そのモラレスに2度も勝利したパックに恐れをなしている、モラレスとのことがトラウマになっている、というのです。

ともあれ、あまり期待せず発表を待ちましょう。

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”マネー”フロイドメイウエザーJrとマイダナがいよいよ迫りました。特にワクワク感も沸いていません、どうせ一方的なポイントアウトと予想してしまうのを振り払うことができません。それでもマイダナは相当なハードパンチャーだそうですから、一発当たれば、奇跡が、なんて。マイダナは当然実力者なのは折り紙つき、まぁ過大評価気味だったブローナーも粉砕したわけですから。

さて、そのブローナーは前座に登場です、ベルトの二の舞になるかどうか真価が問われる戦いになるでしょう。次はパックとやるとまで豪語しているらしいです。

そしてメイの対戦候補にも上がるアミールカーンも前座登場ですから、これは豪華です。相手のコラゾはあのハットンも危険過ぎる相手だと言ってますし、打ち合い好きなカーンが冷静でいられるかどうか、といったところでしょうか。

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