紀元前というから、今から少なくとも2千年以上前の古代都市。火山の大噴火に埋もれて消失してしまった都市が18世紀に見つかった。その写真を見ると、物語をきくと、もうルパン三世のカリオストロの城か、と錯覚に陥るようです。

その壁画展は、2千年以上前の人が描いたのかぁ、と古の都の人々に思いを馳せざるを得ません。どんな暮らしぶりだったのだろう、ほんのわずか覗くことができました。

六本木ヒルズのギャラリー、朝一で着くと驚きの行列が!若冲展の悪夢がよぎる。と近づくと並んでいる人達はどうやらセーラームーン展。恐るべしセーラームーン、もし若冲さん、タイムスリップしてきたら、きっとびっくりすることでしょう。

さてその行列の脇をすり抜けると、それでもけっこうな人がポンペイ展にも並んでいました、事なきを得て中に入ると、思ったより空いている、と思ったのは気のせい。それもそのはず、若冲に、ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞と、人気の展覧会の後だけに、空いて感じただけなのです。

世界遺産 ポンペイの壁画展