ファイト武録

月下
聖杯伝説 宝物み〜つけた! Since 2005
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タグ:ローマンゴンザレス

フロイドメイウエザーJr去りし後、ローマンゴンザレスがRing誌やESPNといったメジャーなパウンドフォーパウンドでトップにランクされました。

ロマゴンは幼少アマチュア時代はあのリングの貴公子、アレクシスアルゲリョに指導を受けていて、いまニカラグアで唯一のチャンピオンであるロマゴンは、アルゲリョが自身に与えてくれたように、世界を目指す自国の次のボクサー達に刺激を与え続けたい、アルゲリョへの感謝と伝説の継承を誓っています。

I never imagined becoming the best pound-for-pound




ちなみに日本からは山中慎介Chがベスト10入りしています。

P4Pランキング



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Fightnews.com “Fighter of the Year” for 2014 is WBO super flyweight champion Naoya Inoue

井上尚弥チャンピオンがファイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれました、もちろん色々なところがMVPを選出していますが、ご紹介するのは、Fightnews.com、私も読むボクシングニュースサイトの選出です。

記事を読むと井上チャンピオンのモンスターぶりを象徴するかのように思えます。何がすごいって、そのノミネートされていた、次点に終ることになったそうそうたる面々です。

WBA/IBF/WBOヘビー級チャンピオン、ウラジミール・クリチコ、

“エイリアン”B-HOPバーナード・ホプキンスを一方的に退けたました、WBA/IBF/WBOライトヘビー級チャンピオン、セルゲイ・コバレフ、

セルヒオ・マルチネスを、こちらも衝撃的でした、ストップした4階級制覇達成のWBCミドル級チャンピオン、ミゲール・コット、

あの、私も好きな、ユーリ・ガンボア相手にKO防衛を果たしたWBOライト級チャンピオン、テレンス・クロフォード、

ご存知、日本人にも馴染みの深いノニト・ドネアをKOに葬ったWBAフェザー級チャンピオン、ニコラス・ウォルタース、

そしてWBCフライ級チャンピオン、“チョコラティート”、ローマン・ゴンザレス、ロマゴンです。

凄いですね、全員モンスター級!

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あのリゴンドー、WBA/WBCスーパーバンタムのチャンピオン、そうドネアを完封したリゴンドーです。そのリゴンドーが日本での試合を受けたらしい。12/31その相手はOPBF、天笠尚選手チャンピオンはフェザーから落として挑戦。天笠選手をもちろん応援しますが、おそらくP4Pにも名を連ねるであろうリゴンドーの超一流、屈指のテクニック、スピードにお目にかかれるのです、なんとも楽しみ、スムーズの決定するのを願うばかりです。

さて、先のことから今へ時間を巻き戻すと、今週はビッグボクシングウイーク、まず土曜にここ日本でWBCスーパーフェザー、われらが三浦隆司チャンピオンの防衛戦、相手はエドガル・プエルタは1位です、ですからきっと強敵です。その試合とダブルヘッダーで組まれるのがローマンゴンザレス、こちらもP4P常連ロマゴンの防衛戦、それも!なんと!WOWOWは無料放送してくれるのです!

そして世界、日曜にはパックマン、マニーパッキャオがひとつ下Jrウエルター、WBOチャンピオンのクリス・アルジェリ。中間の契約ウエイトでの対戦となります。無敗Chアルジェリは「リアルロッキー(ロッキー本物版)」とニックネームですから、イタリア系なんでしょう。前回のタイトル挑戦で勝って今回のチャンスとなった幸運。まさか、を起こせばそれこそロッキーばりのアメリカンドリームの再現となることでしょうが、そこはパックのことですから。

パックはこのところマネー・メイウエザーとの対戦の噂が再燃しているのに加え、ビッグファイトを求め階級を落とす話もあります。135でも問題ないと言っていますから、もしメイと実現しなくても、1つないし2つ下にはライジングスターやらなにかと話題になるスターがいますから、それはそれで楽しみです。

ちなみに前座にはロマチェンコも登場します!

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ボクシングはリズムとタイミング、とは会長が常々教えてくれた金言だ、とても重い。自分なりにもう一つだけ付け加えることを許されるならば、それはバランス。

リズムはパンチを生み出してくれる、ボクサーそれぞれ自分のリズムがあるだろうが、リズムなしにはパンチを放つことは容易ではない、それこそ、単発がいいところ。そしてリズムを作りだすのに最も効率的なのが足から生まれてくるリズムであろう。

さて同じ言葉のようであって、最近それは違うな、と感じているのがリズムカルという形容です。リズムは自分が持っていれば良いのであって、それは相手に伝わる必要はない、一方リズミカルに打ち続けていると、それは相手にシンクロしていくことになりがち。相手が同じタイミングで打ち返してくるというわけではなく、相手に耐性ができてしまう。そうするとKOは遠のいて行くばかりだと思う。人間大したものです、それにボクサーであれば毎日訓練しているわけだからなお更のこと。早いうちに勝負してしまわないと、後半にもつれ込めばいくらテンポを速めたって、角度を多彩にしたって、耐性が生まれてしまったものを倒すのはなかなか難しい。

ものすごいKO率を誇る現代のノックアウトアーチスト達、例えばGGGブロフキンだとか、セルゲーコバレフ、軽量級ならロマゴンはとてもリズミカルには見えない。自分のリズムを持たないはずはないが、どちらかというとスーっと近づいていって、という感じで、むしろ音なしの構えっといったほうがしっくりくる。殺気が消えているというのだろうか、それでいてプレッシャーは強い。

そういった視点で世界戦なんか、パンチはあるのに判定まで行く試合とKO戦との違いを見るのも面白いと思います。

2013ドリームマッチなるか!

大晦日に5つもボクシングの世界タイトル戦がありました。
日本人対決もありましたが、それを含め日本人の5戦5勝とこれ以上ない結果でした。

海外ニュースを見るとやはり内山高志チャンピオンの扱いが一番多いと感じました、続いて井岡一翔チャンピオン。内山Chは知りませんでしたが、一部あのコスタヤ・ジューのミニ版と呼ばれているそうで、私からしてみればこれ以上ない、最大級の評価が与えられている、ととても嬉しく思います。

強豪を難なく退け、ご本人次はなんと!ユーリオルキス・ガンボアとの対戦を希望しているそうで、もし実現となれば最高のドリームマッチですね。ユーリガンボアは、ロイ・ジョーンズ・Jrを理想する私にとって、私の好みを満たしてくれる数少ないボクサーの一人です。もちろん実現すれば内山Chを応援しますが、これ以上ないカードです。

WBA空位のタイトルを獲得した井岡Ch、WBAにはローマン・ゴンザレスが君臨していたと思っていたのですが、いつのまにかスーパーチャンピオンに昇格していたのですね、階級を上げこちらも超強豪チャンピオンのブライアン・ビロリアへの挑戦を画策との声もあります。

ちょっと待ったとばかりに、聞くところによると、井岡Chはロマゴンは自分を避けていると挑発するような発言をしているそうで、それを耳にしたロマゴンもビッグマウスだと言いかえし、対戦を希望している様子。WBAも今回の空位決定戦の勝者との対戦指令をだしたとか。こちらも実現すればドリームマッチです。

どちらも動向に目が離せません。

念願の”チョコラティート”ことローマンゴンザレスの練習映像をYouTubeで見つけました、予想を裏切らずすばらしいものでした。超一流に共通する、エッセンスをびんびん感じることができます。私がいつも注目する、”足”、もとってもすばらしいです。

短いですが2つ映像がありました、興味のある方は私のTumblrのほうのブログを訪れてみてくださいまし。

Hit lionhundred


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